こんにちは 松生典子です。

ブログを訪ねてくださってありがとうございます。

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いよいよ進級・進学ですね!おめでとうございます!
このサイトに来て下さっているあなたは、お祝い気分と、心配な気持ちと両方お持ちかもしれませんね^_^
今回は、進級時のような環境の変化に不安のあるわが子へのサポートについてお話したいと思います。

先手で動くことができるのはママ!

8歳息子の新3年生始業式を迎えました。
環境の変化に弱い子のママは、進級前はとってもザワザワしますよね。
私もこの時期ナーバスになっていましたし、支援を学んでいるママさんもそうおっしゃっておられました。
環境の変化についていけずに、どうなるのかが心配なんです。
私の一番の心配は、やっぱり不登校の再発でしたね。

でも、心配しているだけでは何も変わりません。
それよりも、特性を知ってそれに対する”策”を講じることに力を注ぎましょう^_^
もちろん、支援、いえ、そもそも子育てで100%必勝法なんてありません。
だから”策”が上手くいかないこともありますが
逆に、思いもよらないきっかけでスルスルと上手く行くことだってしょっちゅうあります。
それでも、とくに凸凹ちゃんには、偶然の賜物に頼って”策無し”で対応することは、発達や適応にかなりの遠回りをしてしまうことを、身をもって経験してきました。

心配や不安があるなら、周囲の大人が先手で動くことが大事!
心配ごとが起こってからの軌道修正よりも、ずっと楽ちんですよ^_^

息子は、始業式の日、
「楽しかった!!」
と、満面の笑みで帰ってきました(^o^)

これからも上手くいく予感マンマンです♡

”環境の変化に弱い”子の進級対策、ご覧ください。

桜とランドセル

サポートは、「子どもの自力を出しやすくする」をコンセプトに

息子の小学校は、1年生・2年生はクラスメイトも担任の先生も同じでした。
ですので、小学校入学時のあまりの環境の変化に不登校になってしまった息子も、2年生の進級は周囲の大人が拍子抜けするくらい
スムーズに乗り越えることができました。
それはもう、2年生になって1ヶ月ほど経ったころ、私はもちろん、担任の先生や、学童クラブの先生とも喜び合ったほどでした。

けれども、3年生進級は、小学校に入学してはじめてクラスメイトもシャッフルされ、担任の先生も代わる大きな環境の変化です。
「また、行き渋りや不登校が再発したら・・・」
実際に、不登校は再発してしまうと繰り返したり長期化する傾向があるようです。
なによりも、「新しいクラスになって不安な気持ちがあったけど、楽しく登校できた!」
という、成功体験とそれに基づく自信を手に入れて欲しい、という気持ちでいっぱいでした。

とはいえ、そのハードルを乗り越えるのは子ども自身です。
”自分で乗り越える”という目標は変えないで、少しでも楽に自分で乗り越えることができるような環境作りが、周囲の大人のサポートかなと思います。
そこが、普通の子どもより少し丁寧に対応する部分と言えます。

単なる『予告』だけでは”動けない”のです!

さて、”環境の変化”と言っても、3年生進級時に具体的には何が息子にとっての”変化”なのでしょう?
1つ1つ、挙げてみます。
■「始業式」自体が、普段の学校生活からすると”変化”
■クラスメイトが変わる
■担任の先生が変わる
■学年の他のクラスの先生が変わる
■くつ箱の場所が変わる
■教室の場所が変わる
■学科が増えて(理科・社会・書道)、勉強が変わる
■出席番号が変わる
■全校集会での並び位置が変わる
・・・他にもたくさんあるでしょうね。
こういった、「目の前で並べて実際に違いを見られない」ような変化に対して、凸凹ちゃんはとても緊張感を覚えます。

また、凸凹ちゃんが変化に弱いのには、”先の予測が苦手”という特性が原因になっている側面があります。
アスペルガーっ気の傾向があればとくに、”目に見えないもの”に対する理解や想像が希薄です。
いくら「4月8日から3年生だよ」と伝えたつもりでいても、言われたこと自体は理解できているのですが、文字通りの単なるスケジュールの情報でしかなく、”自分ごとに置き換える”までの想像力が働いていないんです。

例えば、、、あなたが「7月4日は、アメリカ独立記念日なんだよ。」と言われたとします。
言われたことは理解できますよね?
で、7月4日になって
「今日は7月4日だよ!パレードに参加する準備はできたの?早く行かなきゃ」
なんて言われちゃうと、ビックリ!\(◎o◎)/!ですよね。
自分ごとになっていないことで心構えができておらず、当たり前のように言う周囲とのギャップが生じますね。
サッと緊張感が走ります。
いきなり現れたこのギャップに実際に対応するには、かなりのストレスを感じてたくさんのエネルギーを使うことになるんです。
凸凹ちゃんが必死に抵抗するのは、このストレスが、普通の感覚の何十倍も大きいところから来ます。

ですから、凸凹ちゃん対策でよく言われる「予告」ですが、単なる「スケジュール予告」では、本人に入っていかないというわけなんです。
心構えのお手伝いのつもりが、ほとんど心構えの役割を果たしていないなんて、ちょっとショックですね。。

では、どういう「予告」なら、”ギャップ”にならないのでしょうか?

その日の子ども自身になったつもりで

例として、一番の難関であると私や学校の先生方が判断した、新3年生の初日
【始業式】
に対して、2月・3月に話し合いを重ねて対応したことをお話しますね。

「4月8日が始業式だよ」
と伝えるだけでは意味が無いことはお話しました。
これでは、単なる日程の情報インプットに過ぎず、子どもは自分の行動(=情報のアウトプット)と始業式をリンクさせることができていません。
でも、情報の意味はわかるので、「うん、わかった」と言います(^_^;)
この落とし穴にはまってしまい、(”わかった”って言ってる、よしよし!)とあなたが思い込んでしまうと、実際に行動ができなかった時に、「昨日”わかった”って言ってたじゃん!」と、いらないバトルが勃発してしまうわけです。

子ども自身と始業式をリンクさせるには・・・?

これはズバリ、
”当日子どもが行動することを分かりやすく”
”当日の子どもの目になったつもりで”
”具体的に自分のするべき行動を伝える”
です!

・グランドに新しいクラス表が貼りだしてある
・3年生のところを見て、自分の名前を探し、何組になったかを確認
・そのままグランドに並んで始業式が始まる
・始業式で担任の先生が発表される
・担任の先生の名前を覚える
・校舎には入らずに、始業式の日は終了
・前の担任の先生が、話しかけてきてくれるはず
・新しい担任の先生も、話しかけてきてくれるから、顔を覚えよう

こんなことを、なるべく楽しく聞かせます。

新年度

そのほかのサポート

先ほどのインプットの中に、前担任の先生と新担任の先生から話しかけられる、という部分があります。
これは、事前に学校と話し合いをして、進級初日を成功させるための”仕込み”です(*^_^*)

ADHDやアスペルガーの傾向があると、初めて出会った物事に対して、すぐに「こういうもの」と判断を下してしまい、それを修正することがかなり難しい、ということがあります。
これも、変化を嫌う脳のクセですね。

ですから、なるべく新しい環境から緊張感を取り除き、親近感や嬉しさを、最初のインプットにするのです(^.^)
これに成功すると、本人も周囲も、その後がどれだけ楽になるか!!

新担任の先生は、始業式当日まで生徒にも保護者にも明かされませんから、学校内で人事が発表されてから、先生内での申し送りをお願いしました。

また、前担任の先生は、始業式の前日に自宅にお電話を下さり、
「明日、先生も、ほかの先生たちも、〇〇くんに会えるのを楽しみにしてるよ!〇〇くんを見つけて、声かけるからよろしくね」
と、おっしゃって下さいました。
担任を離れてもこんなに見守って下さって、震えるくらい嬉しかったです。

私の感激はともかく、
どうやって進級時の緊張感や変化のギャップを埋めていくかについて、大人が先手で動くことについて、知恵を絞ってみましょう!

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最後までお読みくださり、ありがとうございます(^o^)

お子さんとお母さん、
そしてご家族の未来を変える力を、
一緒に育んでいきましょう!