初めまして。松生典子(まつお のりこ)です。

サイトを訪ねてくださってありがとうございます。
このページでは、私の自己紹介を兼ねて、なぜ発達凸凹ちゃんのママに、親子の信頼関係を築くことを大・大お勧めするこのお仕事をするのかを綴ります。
小学校1年生で不登校になった息子が、教室復帰を果たした日までの簡単な過程も記しておきます。

ご提供していること

やんちゃすぎたり繊細すぎたりする、発達が気になるわが子に、ついいつも怒ってしまい、本当は子どもの力になりたいと思っているのに、わが子との関係が悪化していることに落ち込んで疲れているママのための講座・カウンセリングをしています。育てにくい発達凸凹グレーゾーンの子育てに軸を持ち、信頼関係構築から子どもの素直さや力を引き出すことができるようになるために、安心してお話し・学ぶ場です。

ミニストーリー

ガミガミママ誕生

私自身、ADHD傾向、アスペルガー傾向が併存している、
やんちゃすぎなのに繊細すぎな小学4年生の男の子のママです。
もともと淡路島が見える兵庫の田んぼの真ん中で育った私は
自然児そのものの息子に、育てづらさをうすうす感じながらも
「男の子ってこんなものだ」「やんちゃぐらいでちょうどいい」
と思っていました。
けれども、保育園年長さんになる頃には、私はガミガミママになっていました。

そして小学校入学を境に、息子の特性が爆発しました。

息子を育てて下さった校長先生

環境の変化に影響を受けやすい息子は、入学2日目より行き渋りが始まり
2学期には、そこに見えない壁があるかのように、教室に入れなくなってしまいました。
関係の悪化していた私や周囲に反発する様子は、まるで威嚇のようです。
私は都内の広告会社に20年以上勤めていましたが、休職させていただき、
毎日息子と別室登校をすることになりました。

学校の一室をお借りして勉強をしたり、
授業を見に行くように誘ったりをほんのちょっとずつ積み重ねていましたが
それよりむしろ、当時の校長先生と畑仕事をして過ごすのがメインの毎日でした。
私もへっぴり腰を校長先生に笑われながら、お手伝いしました。

また、チーム支援を推奨される先生がいらっしゃったおかげで、
私も含めたくさんの先生方とで何度も会議をもち、
学校全体で共通理解を持って息子を見守りました。

そうするうちに、息子の中に『何か』がたまっていったのです。

動き出した朝

3学期の始業式の朝、いつものように息子と一緒に家を出た私に、
息子が「ママ、もう来なくていいよ。」と静かに言ってくれました。
この時の息子の顔や声を、忘れることはできません。

彼にたまった『何か』・・・。
それは、発達に凸凹があろうとなかろうと、
子どもにとってわかりやすくて受け取りやすい愛情だったのだと思います。
いつも一緒に土いじりや魚の飼育や工作をして下さった校長先生からの信頼を、
息子は動き出す自信に変換していたのでした。
息子と校長先生の絆(信頼関係)の強さの証です。

私は不登校を克服した息子を見て、
校長先生が息子に与えてくれたものの大きさをひしひしと感じ、
「私も身に付けたい」と思いました。

学ぶことは応援の初めの一歩

息子が幼児さんの頃から、発達障害やタッチケア、アドラー心理学など
さまざまに勉強していましたが、
本格的に脳科学・教育学・心理学から見た発達障害と関わり方を学び始めました。
そこで、育てづらいグレーゾーンの子どもへの関わり方において
感覚や策無しではなく、正しい意図を持って臨むことの大切さを実感しました。

凸凹ちゃんのさまざまな生きづらさの大元に、
<不安・恐怖・緊張>があると私は認識しています。
これに自分で向き合って自分でコントロールできることが、
子どもの今と将来の生きやすさにつながるはずです。
加えて、ママがわが子の“自分で決めて行動する力”を信じ、
“子どももわたしも大丈夫”と思う、一貫したスタンスを自分に刻むこと。
これまで学んできたことや実践してきたことを総動員しながら、
3年生2学期の2度目の不登校では、親子で教室復帰を成し遂げました。

今では息子自身が、自分で自分を把握し、
自分の意思で自分に向き合い、決断し、行動していることが手に取るようにわかります。
大人でも難しいことをやっているなと尊敬するくらいです。

ママが何とかすることよりも、子どもが自信をエネルギーにして自分で考えて動く。
この嬉しさ、有りがたさを実感できる関わり。
わが子を育てづらいと感じておられるあなたにお届けしたいと思います。

ストーリーの終わりに

<不安・恐怖・緊張>がさまざまな場面で壁になるのと同時に、
その表現の方法として、時にやんちゃすぎる、時に繊細すぎる行動をしてしまう息子。
以前の私は、その型破りに対して、怒号が絶えませんでした。
ガミガミ叱ることに疲労困憊するほどです。
そして、そんな自分が情けなくなったり。
いつもピリピリギスギスした気持ちから戻れなくなったり。

ママ自身の気持ちが整うことも、この難しい子育てにはとても大事なことです。
本当に身に染みて経験しました。
『ガミガミママ卒業プロジェクト』は、子どものためではあるけれど
ママのためのものでもあります(*^_^*)
ママが楽になると、動き出す力がもっと湧いてくるんですね。

お客さまの声

*私が自信を持って娘と接することができました。
*子どもとの会話の仕方で教えていただいたことは、長い人生過ごしてきて初めて気づかせていただいたことでした。
*迷いが無くなったので、心に余裕ができました。
*根拠ある説明はスッと頭に入り、やはりプロに相談するのが一番だなあと思いました。
*まるで昔からのお付き合いのようなとても話しやすい方でした。
*いつも笑顔で、誠実で、温かい方だなと感じました。
*以前より、子どもの話をよく聴いてあげるようになりました。

などのお声をいただいています。
発達凸凹の診断は無くても、「育てにくいなあ」と感じておられるママさんにも好評です。

最後に

私は、
『子どももわたしも大丈夫、必ず成長する!』
ということを体感・確信しましたし、それを多くのママにも実感して欲しいと思っています。

子どももあなたも自由に前に動き出せる『ガミガミママ卒業プロジェクト』で
自立する子ども・自立するあなたを全力で応援します。

松生 典子

ガミガミママ卒業プロジェクト